鳥肌のたつ偶然?・・・必然?・・・思い込み!

4時台に目が覚めネットを見ていたが薄暗いうちに起き出してしまう。近所のスーパー銭湯がワンコイン朝風呂やってたな、と突然思い出し、まあ昨日風呂に入ってないせいなんだが...、電話でやっているか聞きほぼ行くつもりで起き出したのだが、よくよく考え、そもそも今日は喜連川に行こうという予定だったのにこれで近所に行ってしまうと昼間の時間が空いてしまう、と思い直し家事をやりだす。そうはいっても独り者だと洗濯物も少なく、今着ているものしか洗濯物もなくしょうがないので借りて来たDVD、ハゲタカを見だし、アイロンがけを始めワイシャツ4枚かけてしまう。その後昨夜の残りの豚肉で焼き肉丼を作って朝食。で今に至るがまだ7時半。一応予定はできたがその通りに動くか、は未定。

昨日はクルマの定期点検の予定を核に村上春樹を読むという副題もあったので結果としては結構充実した一人生活だった。珍しい。
午前中は洗濯を終えた後はベランダで「色彩のない・・・」を読み出す。一読した感想は、村上ワールドの様々なパーツに時間を反映させてアセンブルをしなおし、あるいは必要に応じて塗り直した、という理解。この人のテーマは初期の作品から一貫している、という自分の理解なので、ある時から新作が出ると、それをどう塗り直す(表現する)のかという読み方になってきたわけだが、そういう意味では、ノルウエーの森が出版されて20余年という時間を感じた結果となった。羊からは30年。彼の方向性がわからなくなった2000年をはさんだ前後数年間はほとんど新作を読まなかったが、加齢とともに再読しだし、個人的な理解が定着した今では、彼の作品は定期的に読みなおしているな。今回の主人公の36歳という年齢設定を見たときにプールサイドを思い出した。加齢がどう影響を与えているかのヒントがあるかもしれない...。


1時に定期点検の予約を入れていたのでクルマを持って行き、2時間かかるという事なので近くのサイゼリヤで昼食。本を読み続けながら、細々したものを頼み、最後はデザートまで行って結局びっちり二時間読書。隣席では女子二人連れが過去の男性遍歴の話をしていてかなり意識が分断されたが(笑)。いやあ、ワイン飲みたかった。昼下がりのワイン...飲みたかったなぁ。
20代の頃からの理想の休日の過ごし方でしたな。ま、今でもそうだけど。昼下がりに日溜まりのある心地いいお店で酒を飲み美味しいものを食べながら読書。いい音楽。就職直後に千川に住んでいたときには、ほぼ理想型に近い喫茶店が近くにあって良く行っていたが。えっ?時間軸がちょっと混沌としてきたな・・・あれ?あはは、いろんなこと思い出してきちゃった...。あとでちょっと整理しよう。

クルマを引き取り買い物へ。100均で久々大量買いしたあと併設のスーパーで食材買い出し。なんだか洗剤やら生活用品が一斉になくなってきたので結構な散財。ワイパーも替えたし。
帰宅後は引き続き読書で、6時に早めの夕食。豚しゃぶのサラダ仕立て。ビールが飲みたかったが喪中でもあるので我慢しリストを聞きながら読み進める。
単なる偶然なのか必然なのか、先日借りてきてここ一週間気に入りよく聞いているのがリストの巡礼の年2年目、ブレンデル演奏。これを聴きだして彼の演奏と、リストの今まで聞いていなかったピアノ曲に興味を持ち、2年目を借りたときには貸し出し中だったため予約しておいた1年目を今日取りいく予定な訳だが、まさか今回の小説のアイテムになっているとは思わなかった。思わず鳥肌は大げさだが、思わぬ偶然になんとも言えぬ感じを受ける。導かれたか・・・?

読了後まだまだ一人の休日は長い時間を残しており、アマゾンの書評を「ふふんっ」という感じで読み抜け、今度は読み差しの今野敏のビートを終了させてしまう。心理表現に力を入れているので組織表現がご都合主義的に甘くなっていますな。連続して同じ作者のものを読むとどうしてもご都合主義が見えてきてしまう。東野の短編も一作。神の雫を2巻。で、やっと12時前。そこからいろいろ作業を思い出し、久々コルトレーンのバラードとエリントンとのデュエットを聞きながら結局1時まで起きていた。

画家の作品とその背景にある確立された技法と主題と小説家のそれは評価のされ方が違うのかな、と書評を見ていて思った。
写真はフィンランド タンペレ2006年の年末